2019年12月10日
木内真子
マーケティング

【2019年度版】ネイティブ広告とは? 種類やメリットを解説

この記事では、代表の吉永が以前ご紹介した「ネイティブ広告とは?」から、この5年でアップデートされたネイティブ広告界隈の情報をご紹介していきたいと思います。

 

ネイティブ広告の定義 

2014年の時点ではネイティブ広告の定義は曖昧で、ディスプレイ広告とは違いまだまだ世の中には浸透していませんでした。

その後、一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会(JIAA)や米国のオンライン広告の業界団体Interactive Advertising Bureau (IAB) が定義したものは下記です。

デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す。

JIAA:ネイティブ広告の定義

 

・インフィード型
・検索連動型
・レコメンドウィジェット型
・プロモートリスティング型
・ネイティブ要素を持つインアド型(IABスタンダード)
・カスタム型

IAB:ネイティブ広告の主要な6タイプ

 

特徴として、興味のある記事に関連した広告と編集記事が同じデザインでサイトに馴染んだ形で展開されることでユーザー体験を阻害しないことです。

メディアにとっては、新しい広告収益の機会として期待を集めました。フォーマット毎の特徴としては、インフィード広告が普及したこによりデザインに馴染んだ広告が表示され、高いCTRが期待できること。レコメンドウィジェット型の広告ではそれに加え、回遊率の向上も期待できます。

広告主にとっては、サイトに違和感なく広告が展開されることで今まで見逃されていた広告が見られるようになり、 ”認知” や ”購買” が促進されることが期待できるようになりました。レコメンドウィジェットでは記事の読み終わりの位置の一つのウィジェット内に記事と広告が展開されるため、広告の視認率も高くなる傾向があります。

ネイティブ広告が誕生してから5年の間に定義自体は大きく変わらない一方で、先日、海外のネイティブ広告プラットフォームの事業者のADYOULIKEが発表したネイティブ広告市場の2025年までのグローバルな成長を予測する研究によると、ネイティブ広告の支出は2020年から2025年に約372%増加すると予想しており、ネイティブ広告の市場成長はまだまだ増加傾向にあるといえます。

 

アップデート情報①メディアに合わせた様々なレコメンドフォーマットが誕生

以前はサイトに馴染んだデザインのネイティブ広告といいながら、フォーマットが限定されていました。例えば、この2つ。

画像上部、タイトル下部

最新レコメンドウィジェット(画像上部、タイトル下部)

左スマートフォン:右デスクトップ

 

画像左右、テキスト左右

最新レコメンドウィジェット(画像左右、テキスト左右) 

左スマートフォン:右PC
 

これらは、ネイティブ広告黎明期からの王道フォーマットであり、安定したパフォーマンスが見込めます。

 

ネイティブ広告市場の成長とともに、よりメディアのデザインにマッチしたものが求められるようになりました。下記からは、メディア独自のデザインに合わせたフォーマット例をいくつか紹介します。

 

記事上部

記事上部設置型レコメンドウィジェット  

デスクトップ
 

記事下までスクロールした後、上部に戻った際に表示されます。グローバルナビの利用率が高い媒体において、効果を発揮します。

 

フィード型

フィード型レコメンドウィジェット  

スマートフォン 
 

一つのコンパクトなウィジェット内に、目的別に分類をしたコンテンツを整理して表示できます。

 

画像レコメンド型

画像レコメンド型ウィジェット 

スマートフォン
 

テキストよりも画像で訴求することが有効な媒体にマッチするフォーマットです。

 

ネイティブ動画型

ネイティブ動画型レコメンドウィジェット

スマートフォン
 

レコメンド内に動画を加えたデザインです。動画広告の需要高まるなか、今後はより動画の露出が増加すると考えられます。

 

番外編

 その他レコメンドウィジェット

デスクトップ
 

デザインはスタンダードですが、「上下のレコメンドが広告の数によって連動している」特殊なウィジェット。上部(タイアップなどの内部誘導リンク、上記図の ”PR Recommend” 部分)のウィジェットの記事本数によって下部(関連記事)の記事本数が切り替わるデザインです。

たとえば、タイアップなどの純広告を収益のメインとしているメディアで利用される場合に多いウィジェットです。

純広告の誘導増加を目的としたウィジェットを上部のPR枠で掲載し、その数が多いときには下部の関連記事枠内のアドネットワーク露出を減らし、純広告が少ないときにはアドネットワーク経由での広告の露出を増やすことで、広告数の最適化および収益最大化を図ることができます。また、当社のネイティブ広告プラットフォームLOGLY liftでは、純広告とアドネットワークからの広告を一元管理することができるため、運用コストを最小限で抑えることができます。

 

様々なウィジェットデザインをご紹介しましたが、これら以外にも重要なポイントになるのは「ウィジェットの ”位置” や ”記事と広告の数” 」と「最適なデザインを追求するPDCAの仕組み」です。デザインが同じでもメディアによって記事と広告の最大最良の効果がでる割合などがあるので、「当社のサイトにもこのデザインを使ってみたい」「ログリーからの提案がほしい」というメディア様がいましたら、お気軽にご相談ください。

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アップデート情報②ネイティブ広告プラットフォームの現状 

「ネイティブ広告の定義」でも説明したとおり、ネイティブ広告黎明期の日本ではその特性から ”認知” や ”ブランディング” を目的とした広告案件に利用されることを想定していました。実際にプラットフォーマーが多数登場し、市場が形成されると、ブランドの認知獲得を目的とした案件に多く利用されるようになりました。しかし、コンバージョンなどの直接的パフォーマンスを目的とするタイプの「ダイレクトレスポンス型広告」においても有効であることがわかりました。 

従来のリスティング広告やディスプレイ広告はCVRが高く、通販企業に代表される広告主はオーディエンスデータを駆使し、多く利用していました。しかし、2015年頃に話題となったバナーブラインドネス問題で、ユーザーがインパクトの強いデザインに ”慣れ” たことや大きな枠にある広告が ”邪魔” だと考えられるようになり、ユーザーから疎遠にされると、その広告効果に大きく影響が出るようになりました。そのような状況の中でネイティブ広告がそれに変わる広告になると考えられ、一気に拡大していきました。

ブランド広告をネイティブ広告でよりワークさせるためには

上記にある通り、ネット広告においてブランド広告が少なかった当時から考えると、この5年でネイティブ広告によってブランド広告が多く利用されるようになりました。一方で、プラットフォームの仕組み上、メディアによってはより収益性の高い広告が露出されるようになっているため、ダイレクトレスポンス型広告の方が露出機会を多く得ている現状があります。

その理由としては、”運用型広告” と言われているように広告のクリエイティブやランディングページをターゲットや媒体に合わせて常に最適化する運用が行われているからです。

ダイレクトレスポンス型の広告はブランド広告と比較して、クリエイティブの更新頻度が高い傾向にあります。ユーザーに飽きられないという点において有効であり、広告のクリック率を高く保つことにつながってきます。

その結果としてダイレクトレスポンス型広告の露出が多くなってしまっているのが、メディアにおけるネイティブ広告の実情です。

そこで、ブランド広告をネイティブ広告のプラットフォームでワークさせるために、広告クリエイティブをターゲットや媒体になどに合わせて常に最適化していく必要があります。

ログリーでは、ブランド案件がネイティブ広告プラットフォーム上で効果を最大化できる運用メニューを用意しています。たとえば、効果に応じた広告クリエイティブの作成や配信面の最適化といった独自のサポート体制を整えています。ご興味のある広告主様や代理店様は下記にてお問い合わせください。  

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著者紹介
木内真子
木内真子
エンジニア畑出身。おやじ女子。 営業を半年経験し、ログリー初の広報を担当。

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