マーケティング担当 
2014年頃から「ネイティブ広告」に定義が決められるなど、盛り上がりを見せていたネイティブ広告市場。現在は世界各地に市場が形成され、大きく成長しています。その世界各国のネイティブ広告費は今後どれくらいの規模でどれくらい成長するのか、最新の情報を調べてみました。
世界の広告市場の成長はデジタル広告が牽引
eMarketerの調査では、世界のデジタル広告市場の年成長率が下降傾向にあるが世界の広告支出は増加すると予想。これはネイティブ広告市場の形成黎明期と比べて、ある程度の規模まで市場が成長したため、成長率が低下していく傾向であるということが言えます。
電通が毎年発表している「日本の広告費」でも、世界の広告市場を牽引しているのがデジタル広告であると発表しています。世界のデジタル広告費の成長率は、2018年に14.9％（実績）、2019年に11.5％で、2020年に11.0％になると予測しています。
デジタル広告のシェアは、2019年に41.8%、2020年には44.5％になる見通しと発表しています。スマートフォンの誕生で驚くべき成長を遂げた動画広告とSNS広告がデジタル広告市場の成長に大きく貢献していると考えられます。
日本のインターネット広告市場
インターネット広告媒体費全体で2017年は1兆2,206億円、2018年は1兆4,480億円（前年比117.6%）と高成長しています。ログリーの提供しているネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」の市場は、インターネット広告媒体費の8割近くを占めている “運用型広告” に該当します。
特に、スマートフォンを代表とするモバイル機器の急速な普及によってモバイル広告が成長著しいことがわかります。2017年の8,317億円から2018年1兆181億円、2019年には1兆6,781億円に登ると予測されています。
モバイル広告の中でも特に成長しているのは動画広告市場です。
サイバーエージェントの2018年国内動画広告の市場調査では、2017年の動画広告費1,374億円から2018年の広告費1,843億円まで大きく伸びています。さらに、先日発表された2019年版の予測値では2018年の予測値2,312億円を大幅に超え、2,592億円にも登る市場となることが予測されています。
YouTubeやNetflixのような動画コンテンツの普及により、インターネットで動画を視聴することが一般的な時代になり、中でも短い時間の動画を共有するInstagramなどの普及がより若年層に “動画” というコンテンツを定着させることとなりました。
今後は5G（第5世代移動通信）による通信環境の高速化やフォーマットの改良によるさらなる市場の伸びが期待できます。
LOGLY lift Videoの紹介
インターネット広告の新たな手法として国内外でネイティブ広告の市場が拡大しています。ログリーでは様々なネイティブ広告（レコメンドウィジェット型、インフィード型、動画）に関するソリューションを用意しています。
特にお客様にご支持いただいているのは、レコメンドウィジェット内部に展開するアウトストリーム型動画広告「LOGLY lift Video」です。こちらは、動画を視聴したユーザーを視聴深度に応じてマークアップし、ネイティブ広告でリマーケティングのターゲットとして活用することが可能です。また、ログリーの多様なプレミアム媒体の掲載枠にホワイトリストによる透明性の高い動画配信を実現しています。
詳しくは下記にてお気軽にご連絡ください。
<参考>
- https://www.emarketer.com/content/global-digital-ad-spending-2019
- https://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0613-009834.html
- https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2018037-0328.pdf
- https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2019026-0314.pdf
- https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24125
